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 2年生「食品製造」の授業では、グルテンの検出とデンプンの吸水率について、実験を行いました。  2種類の小麦粉(強力粉と薄力粉)に水を加え、指先でよく混ぜ団子状にします。団子状になってから、10分間、絶えず捏ねます。団子の状態を観察します。伸びや粘りの違いをしっかり観察します。  その後、10分間水に浸してから、水中でもみ洗いをします。水が白く濁らなくなるまで洗います。残ったものがグルテンです。  水から出してよく絞り、重さを量ります。これが湿グルテンです。電気低温乾燥機入れ、乾燥させます。乾燥させると、この様に大きく膨らみます。  強力粉と薄力粉では、グルテンの量や質に差がありました。この差で、かたさや弾力、サクサク感等が違ってくることが分かりました。今回の実験で学んだ小麦粉の性状や歴史についてを、今後の実習や食生活に生かしていきたいです。