【食品科学科】製麹(麹作り)
2年生「総合実習」では、製麹(麹作り)を行いました。
前日、米を洗い水に漬けます。当日、蒸煮缶で米を蒸します。普段食べている炊いたご飯に比べると、固めの仕上がりになります。一つまみひねり潰し「ひねり餅」ができるぐらいの固さがよいです。
蒸しあがったお米を冷却器に移し、45℃くらいまで温度を下げます。種麹を振りかけ、お米の塊がないようにほぐし、均一に種麹が行き渡るようにします。製麹機に移し、保温していきます。翌日の朝と放課後、麹の手入れ(切り返し)を行います。麹菌が繁殖し、全体が白くなってきました。
米麹の完成です。(出麹)
菌糸が伸びて、米同士がくっつき板状になりました。その後、食塩と合わせ塩切麹にします。
これらの米麹は、みその仕込みに使用します。来年度の熊農祭での販売を目指して、約1年かけて、みそを育てていきたいと思います。